第36回 日本レーザー医学会 西日本大会
開催概要
テーマ : 「光と医療:共創する未来」
会 期 : 2025年7月26日(土)
会 場 : imy会議室 4階大会議室 (〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵3-7-14 TEL:052-830-3922)
会 長 : 森田 明理(名古屋市立大学大学院医学研究科 加齢・環境皮膚科 教授)
会長挨拶
この度、第36回日本レーザー医学会西日本大会を、2025年7月26日(土)に名古屋市で開催する運びとなりました。本大会が実り多いものとなるよう、現在、鋭意準備を進めております。
今回の学会テーマは「光と医療:共創する未来」といたしました。
光技術は、診断や治療の革新にとどまらず、医療の効率化や患者ケアの向上に大きく貢献しています。同時に、医療の未来を築くためには、技術革新だけでなく、多様な視点を持つ人々の連携が不可欠です。本テーマには、光技術と医療が生み出す新たな可能性を探り、共創を通じて持続可能で希望に満ちた医療を実現したいという願いを込めています。
本学会は、レーザーが医学における複数の診療科に関わるだけでなく、歯科、獣医学、生化学、理工学、農学、物理学、薬学など、多彩な専門分野の研究者が一堂に会する、領域横断的な場です。今回は、「技術革新」と「多様な視点の連携」をテーマに掲げ、活発な議論を通じて、新たな知見や価値を創出する貴重な機会となることを期待しています。医師、研究者、メディカルスタッフの皆さまにとって、本学会が世代や職種を超えた議論の場となり、レーザー技術への理解をさらに深める機会となり、新たにレーザー分野を志すきっかけとなれば、これ以上の喜びはございません。
また、本学会では、名古屋市立大学医学研究科 消化器代謝内分泌分野の片岡洋望教授をお招きし、『光医療の現状と近未来』についてご講演いただきます。片岡教授には、最新の知見を提供していただけるものと大いに期待しております。
名古屋市は、日本の中部地方を代表する都市であり、豊かな歴史や文化、そして産業が融合した魅力的な街です。名古屋城や熱田神宮などの歴史的名所に加え、産業都市としての先進性を象徴する施設やエリアも多くあります。この機会に、名古屋の魅力に触れていただき、この街が持つ多彩な顔をお楽しみいただければ幸いです。それでは、皆さまとお会いできますことを、心より楽しみにしております。

名古屋市立大学大学院医学研究科
プログラム
評議員会 09:30~10:00 4階「小会議室」
開会挨拶 10:10~10:15
第36回会長 森田 明理(名古屋市立大学大学院医学研究科 加齢・環境皮膚科)
一般演題1 10:15~11:15(発表6分、質疑2分)
座長 山本 学(大阪公立大学大学院医学研究科視覚病態学)
西村 隆宏(大阪大学大学院工学研究科)
1-1 真皮病変治療におけるピコ秒レーザーとナノ秒レーザーのin silico比較評価
下条 裕1,2,3、西村 隆宏2、鶴田 大輔1、小澤 俊幸1
(1.大阪公立大学大学院医学研究科皮膚病態学 2.大阪大学大学院工学研究科 3.日本学術振興会特別研究員)
1-2 短パルスレーザー皮膚治療におけるスポットサイズが与える光学応答空間分布への影響の数値評価
武田 岳士1,下条 裕1,2,3,西村 隆宏1
(1.大阪大学大学院工学研究科環境エネルギー工学専攻 2.大阪公立大学大学院医学研究科皮膚病態学 3.日本学術振興会特別研究員)
1-3 ICG-liposomeと近赤外照射による培養細胞PDT効果について
三好 憲雄1,2、松井 裕史1、池田 貴文1、山田 依里佳1、和栗 真愛1小林 正美2、高嶋 泰帆2、青枝 大貴3,堤 孝太郎4
(1.筑波大学医学医療系・消化器内科 2.筑波大学数理物質系・物質化学 3.長崎大学医学部大学院医歯薬学総合研究科
・細胞免疫学分野 4.YHTC株式会社)
1-4 ブタ眼網膜色素上皮細胞を用いた選択的網膜色素上皮レーザー治療後の再増殖の観察
木成 玄、山本 学、本田 茂(大阪公立大学大学院医学研究科視覚病態学)
1-5 OCTを用いた吸収性と非吸収性手術用縫合糸のin vivo解析
魏 鳳城、近江 雅人(大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻生体物理工学講座)
1-6 組織内一重項酸素生成シミュレーションに基づく光線力学治療パラメータの感度分析
永松 駿人,守實 友梨,西村 隆宏(大阪大学大学院工学研究科)
1-7 血管内視鏡の必要性とレーザー治療による評価
岡田 昌義1、杉本 貴樹2、山本 英博3(1.神戸健康大学 2.兵庫県立淡路医療センター 3.山本クリニック)
特別講演1 11:20~12:20
座長 森田 明理(名古屋市立大学大学院医学研究科加齢・環境皮膚科)
「光医療の現状と展望」
片岡 洋望(名古屋市立大学医学研究科・消化器代謝内分泌分野 教授)
ランチョンセミナー 12:30~13:30
座長 小澤 俊幸(大阪公立大学大学院医学研究科皮膚病態学)
「新たなBS製剤から考える乾癬における早期治療介入について」
西田 絵美(名古屋市立大学医学部附属西部医療センター乾癬治療ケアセンター)
共催 富士製薬工業株式会社
一般演題2 13:35~14:45(発表6分、質疑2分)
座長 大嶋 佑介(富山大学工学部)
三好 憲雄(筑波大学医学医療系・消化器内科)
2-1 全身麻酔下レーザー治療における安全な照射面積についての検討
藤井 奈穂、建林 里佳、濵田 有里、河合 敦史、天本 彩乃、元村 尚嗣(大阪公立大学大学院医学研究科形成外科学)
2-2 前立腺肥大症に対するツリウムレーザー前立腺蒸散術の有効性と安全性
後藤 大輔1、橘 進彰1、小田 侑希1、富澤 満1、大西 健太1、森澤 洋介1、堀 俊太1、中井 靖1、三宅 牧人1、米田 龍生1、田中 宣道2、
藤本 清秀1(1.奈良県立医科大学泌尿器科 2.奈良県立医科大学前立腺小線源治療講座)
2-3 糖尿病網膜症診療における抗血管内皮増殖因子薬の役割
小島 優貴、山本 学、平山 公美子、木成 玄、本田 茂(大阪公立大学大学院医学研究科視覚病態学)
2-4 丘疹膿疱型酒さに対するダイレーザーとロングパルスアレキサンドライトレーザーの併用療法に対する定量的評価
中村 令子1、中村 元樹1、奥田 佳世子1、高木 佐千代2、森田 明理1
(1.名古屋市立大学加齢・環境皮膚科学 2.名古屋市立大学医学部附属みらい厚生病院)
2-5 乳児血管腫に対するダイレーザー治療の統計学的検討
奥田 佳世子1、中村 令子1、高木 佐千代2、中村 元樹1、森田 明理1
(1.名古屋市立大学大学院医学研究科加齢・環境皮膚科学 2.名古屋市立大学医学部附属みらい光生病院アンチエイジングセンター)
2-6 子宮頸部上皮内腫瘍に対するタラポルフィンナトリウムを用いた光線力学的療法の医師主導治験
村上 浩雄1、坂本 優2、加藤 久盛3、佐治 晴哉4、三宅 清彦5、松家 まどか1、金山 尚裕1
(1.浜松医科大学産婦人科 2.佐々木研究所附属杏雲堂病院婦人科 3.神奈川県予防医学協会婦人科 4.神奈川がんセンター婦人科
5.新座志木中央総合病院婦人科)
2-7 当院におけるQスイッチルビーレーザーを用いた太田母斑症例の検討
廣瀬 愛、河原崎 彩子、稲福 直樹、中村 寛子、沼尻 敏明(京都府立医科大学形成外科)
2-8 炭酸ガスレーザーを用いた眼瞼黄色腫の治療と術後処置について
高木 佐千代(名古屋市立大学医学部附属みらい光生病院皮膚科)
特別講演2 14:50~15:50
座長 小澤 俊幸(大阪公立大学大学院医学研究科皮膚病態学)
「医療分光画像解析について(仮)」
瀧口 義浩(株式会社TAKシステムイニシアティブ 代表取締役)
スイーツセミナー 15:55~16:55
座長 中井 浩三(高知大学医学部皮膚科学講座)
三澤 恵(富山大学学術研究部医学系皮膚科学)
「(調整中)」
高木 佐千代(名古屋市立大学医学部附属みらい光生病院 皮膚科)
「光線療法、わたしは今こう使う -当院で行ってきた光線療法の実例- 」
櫻井 麻衣(名古屋市立大学医学部附属西医療センター 乾癬ケアセンター)
共催 ウシオ電機株式会社
閉会挨拶 16:55~17:00
第36回事務局長 金山 佳史(名古屋市立大学大学院医学研究科 加齢・環境皮膚科)
講演要旨集
<準備中>
参加者へのご案内
参加者(聴講者、演者、座長、評議員など)へのご案内の詳細は、こちらからご確認ください。
一般演題募集(※募集終了しました。)
第36回日本レーザー医学会西日本大会では、レーザー医学の基礎、臨床、その他レーザー医学に関わる幅広い演題を募集いたします。
ご応募をお待ちしております。
募集期間:2025年2月3日(月)~ 2025年5月7日(水)
詳細は、こちらからご確認ください。
会場(imy会議室)へのアクセス
imy会議室 4階大会議室 HomePage
〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵3-7-14
TEL:052-830-3922
交通アクセス
[地下鉄ご利用の方]
地下鉄東山線 千種(ちくさ)駅 1番出口 徒歩1分
地下鉄桜通線 車道(くるまみち)駅 3番出口 徒歩1分
[JRご利用の方]
JR中央線 千種駅構内から地下通路を通り、地下鉄千種駅1番出口 徒歩1分
※JR千種駅と地下鉄千種駅は地下で繋がっております。
※JR名古屋駅からJR中央線で千種駅まで3区間、約10分です。
お知らせ
2025.05.21 | 本日、プログラムを公開しました。(「調整中」部分は、随時アップデートします。) |
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2025.05.19 | 「一般演題公募」終了のお知らせ 多くのご応募ありがとうございました。 |
2025.01.20 | 「一般演題公募」のお知らせ ※募集期間:2025年2月3日(月)~ 5月7日(水) 詳細はこちらから |